FlutterFlowは、スピーディーかつ良質にアプリやWEBを開発できることから、近年注目を集めているノーコードツールです。
開発手法の選択肢としてノーコードツールが台頭していますが、その中でもFlutterFlowは高いカスタマイズ性が特徴で、多くのエンジニアから高い評価を得ています。一方で、実際にFlutterFlowを活用した開発を依頼したいと思っても、どの開発会社を選べばよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、FlutterFlowが得意な開発会社5社の紹介や成功事例、依頼する際のポイントをまとめました。
これから開発を依頼しようと考えている方にとって、比較や検討の際に役立つ情報をお届けします!
FlutterFlowが得意な開発会社5選
開発実績や技術力、サポート体制などを基準に、FlutterFlowの受託開発が得意な企業を5社選定しました。
それぞれ、特徴や強みを紹介していきます。
① 株式会社GenAi
説立年 | 2021年8月 |
所在地 | 東京都渋谷区桜丘町29-10 ルピナス渋谷桜丘ガーデンコート112 |
概要 | 「新しい事業の第一歩を、迅速に模索し、共に踏み出す」をミッションに、「1→10」のスペシャリスト集団として、全てのクライアントの夢の実現に向かって、共に挑戦を続ける企業です。 新規事業支援、DX支援、新事業紹介メディアなどの運営を行っています。 |
強み | 事業計画から戦力策定~ローコードでのアプリ開発まで、包括的に新規事業支援を行っている。 通常の1/3程度の短い開発期間で、業務課題の解決や、企画意図にあったオーダーメイドのアプリを作ることができる点が強み。 |
実績 | FlutterFlowでの配送管理システムや顧客管理システム、エデュケーションアプリなどを開発。 |
企業HP | https://genai.co.jp/ |
生成AI×ローコード×プログラミングの最適配置をする「ブレンド開発」を取り入れ効率的にアプリ開発を行っている企業です。
そのため、従来の開発方法に比べて開発期間を1/3程度に抑え、短期間かつ低予算で開発が行えることに加え、高品質なアプリ開発が可能です。
社員全員が技術に強いエンジニア出身などの背景を持っており、業務改善システムやtoC・toB向けアプリなど、幅広く柔軟に開発できる技術力を持っています。
② 株式会社walkers
設立年 | 2021年8月 |
所在地 | 東京都文京区目白台二丁目9番4号 1F |
事業内容 | 「Empower your business with Our Technology」をミッションに、クライアントと「共に歩む」を掲げている成長支援カンパニーです。 AIやノーコードを用いたアプリ開発、補助金申請支援、ビジネスマッチング、Bubbleスクールなどを提供中。 |
強み | FlutterFlowやBubbleを用いたノーコード開発だけではなく、マーケティングや補助金申請支援、AI研修・導入支援などを行い、総合的に成長を支えている点。 |
実績 | マッチングサービスや業務効率化システム、エデュケーションサービスなどの開発実績があります。 |
企業HP | https://walker-s.co.jp/media/ |
Walkersは、ノーコード開発だけでなく、補助金申請支援やマーケティング支援など広く企業の新規事業をサポートしているのが魅力です。
③ シースリーレーヴ株式会社
設立年 | 2017年 |
所在地 | 東京都港区赤坂1丁目5-12第二虎ノ門ビル3階 |
事業内容 | 「地球上で最も顧客の成功を実現する企業」をミッションに、お客様とユーザーが本当に成し遂げたいことを実現する企業。 ノーコードやローコード開発をメインにシステム開発を行っています。 ペネトレーションテストやNFTなども提供中です。 |
強み | FlutterFlowをはじめとしたノーコード・ローコード開発に特化していることに加え、企画やマーケティングにも強みがあります。 |
実績 | FlutterFlowでのスマホアプリやプラグインの開発実績有り。過去に、業務支援アプリやエデュケーションアプリ、マッチングアプリなどを開発。 |
企業HP | https://www.c3reve.co.jp/ |
シースリーレーヴは、新規案件や基幹系サービスの開発、自社サービスのリリースを通じての企画やマーケティングのノウハウを積み上げています。開発だけではなく、企画提案力を売りにしており、WEBやアプリの構想案が固まっていない状態でも安心です。
④ EPICs株式会社
設立年 | 2021年5月 |
所在地 | 東京都杉並区高井戸西1丁目1−29 301 |
概要 | 「やりたいをできるに変える」をミッションに、ノーコードツールを使用した開発事業を実施中。 ノーコードでのアプリ・システム開発や、長期インターンの採用支援、飲食店向けのショップアプリの提供を行っています。 |
強み | マーケティングの知見を活かして、ターゲットや欲しい機能が固まっていなくても、ユーザーが求める機能を踏まえた使いやすいアプリを提案&開発している。 |
実績 | FlutterFlowでの開発実績は公開されていなかったが、bubbleやAdaloなどのノーコードツールを用いた、勤怠管理アプリやヘルスケアアプリ、マッチングアプリ等の実績有り。 |
企業HP | https://epic-s.co.jp/ |
創業時からノーコードに特化しており、実績が豊富な企業の1つです。 エンジニアの9割がノーコード特化で、最短2週間でアプリを作ることができるのが強みです。 人員が足りず開発期間が伸びるという事態も他社と比べて少ないそうです。
⑤ 合同会社Citrus App
設立年 | 2021年12月 |
所在地 | 東京都調布市国領町4-33-2オーベルグランディオ調布国領114 |
概要 | 「すべての企業に最速のMVPアプリ開発を」をミッションに、スタートアップアプリ開発のPM経験によるコンサルティングスキルと、ノーコードを中心とした技術を元に、アプリ開発を支援する企業。 アプリ・WEB開発や、ノーコードスクールを運営しています。 |
強み | スタートアップアプリの開発経験が豊富で、開発だけではなくコンサルティングも行っています。Youtubeでノーコード研究チャンネルなども運営しており、広くノーコードに対してのノウハウを持っています。 |
実績 | FlutterFlowでのSNSアプリや、検索アプリの開発実績有り。 |
企業HP | https://citrusapp.jp/about |
数々のスタートアップ支援を行っています。中でも、大規模向け開発よりかはMVP開発を得意としている企業です。 ノーコードAdaloの公式エキスパートに認定されており、ノーコードへの技術力が認められています。
FlutterFlowでの開発成功事例
ここでは、FlutterFlowでの開発が得意な会社として紹介してきた中から、2つの開発事例を紹介していきます。
【株式会社GenAi】Rolmo|業界のプロとの1on1で選考対策を極められる就活アプリ
Rolmoは、就活サポートからメンタリングまで行う、社会人と就活生を繋ぐマッチングアプリです。Rolmo運営側から認定された業界のプロのみが所属しており、経験豊富な社会人と話すことができます。また、就活や転職に関する相談だけではなく、人生相談やコーチングなども対応可能なマッチングアプリです。
Rolmoは、iOS・Android版でアプリを提供しています。FlutterFlowでの開発では、同時にiOSやWEB版、Android版を開発することができるため、通常よりも開発の手間やコストを削減した開発ができたそうです。
【シースリーレーヴ株式会社】OSHI UP!|多機能搭載のZ世代推し活特化SNS
推しUP!は、推し活に特化したアプリです。アプリ内では、推しについて語ることや、推し活の思い出を残すこと、推し仲間でつながることができます。
Z世代を中心に、アプリ提供開始後から8か月で登録者数が8000人を超える人気アプリです。
推しUP!でも、FlutterFlowを用いてiOSとAndroid版のアプリを開発しています。
そのため、通常よりも開発の手間やコストを大幅に削減して開発をしています。
さらに、FlutterFlowでの開発事例について詳しく知りたい方は、こちらのリンクから開発事例をまとめた記事をご覧ください。
開発会社を選ぶポイント
- FlutterFlowでの開発実績
実績が豊富な会社は、FlutterFlow特有のノウハウや効率的な開発手法を持っており、迅速かつ高品質なアプリ開発が期待できます。ポートフォリオや導入事例を公式サイトや提案資料でチェックしておきましょう。 - 品質担保のプロセスや体制が整っているか
ローコードであっても、早さと品質はトレードオフとなりやすいです。スピードを重視しすぎて、品質を担保していない場合、後々で重大な問題に発生する可能性があります。デモやプロトタイプのみであれば問題はないですが、業務アプリや一般ユーザー向けアプリの場合、セキュリティ・可用性・品質面などの品質管理プロセスについて、必要に応じて確認しておきましょう。 - 自社で開発を行っているか
自社開発体制がある場合、進捗状況の把握や迅速な仕様変更への対応が期待できます。 一方、外注の場合は、やり取りが間接的になることで対応スピードや品質に影響が出る可能性があるため、自社開発を行っている企業がおすすめです。 - アフターサポートの充実度
リリース後のバグ修正やアップデート、機能追加に迅速に対応できるかが重要です。Flutter Flow自体が頻繁にアップデートされるため、そてに応じた保守サービスの範囲やサポート期間を契約前に確認しておきましょう。
開発会社にしておきたい質問一覧
ここでは、商談時に開発会社に対してしておきたい質問一覧を紹介していきます。 FlutterFlowでの開発を委託する際には、開発会社とのミスマッチを防ぐための質問内容を事前に考えておくことが大事です。
FlutterFlowでのアプリ開発について
Q1. FlutterFlowで対応が難しい複雑な要件にどのように対処しますか?
FlutterFlowは非常に便利なツールですが、特定の複雑な機能やカスタマイズが必要な場合には限界があります。その際、コードエクスポート後にFlutterを用いたカスタマイズや追加開発を行えるスキルがあるかを確認しましょう。
➡ ポイント: FlutterFlowの不足部分を補う技術力の有無を把握。
Q2. バックエンドや外部APIの開発経験はありますか?
FlutterFlowはフロントエンド開発を強みとしていますが、バックエンドや外部APIの連携が必要な場合があります。これに対応できる開発体制があるかを確認しましょう。
➡ ポイント: 複数の技術に対応できる柔軟性をチェック。
信頼性に関する質問
Q1. チームの規模と役割分担を教えてください。
プロジェクトに関わるメンバーの役割分担が明確であれば、コミュニケーションがスムーズになり、スケジュール遅延のリスクも低減します。また、専任のプロジェクトマネージャーがいるかも確認しましょう。
➡ ポイント: チーム体制が明確で、経験豊富なメンバーが揃っているかを確認。
Q2. 過去に納期遅延が発生した場合の対応事例を教えてください。
万が一納期が遅れた際の対応力を知っておくことで、信頼性を確認できます。事前に、どのようなリスク管理が行われているかを知っておきましょう。
➡ ポイント: 遅延時の迅速な対応力を確認。
まとめ
今回は、FlutterFlowが得意な開発会社の紹介や、開発を依頼する際のポイントを紹介してきました。
開発を依頼する際には、本記事で紹介したポイントを基に、複数の開発会社を比較・検討しましょう。
開発したいアプリの要件や目標を明確にし、開発会社としっかりコミュニケーションをとることが成功のカギです。
FlutterFlowを活用した開発は、効率的で高品質なプロダクトを実現します。
適切な開発会社を見つけ、アイデアを形にする第一歩を踏み出してください!