Cradlewiseは、2018年に設立された、スマートベビーベッドを開発・販売している海外スタートアップです。乳児の睡眠をサポートするための先進的な技術を提供しています。
この記事では、スマートベビーベッドがどんなものなのか、またCradlewiseの起業の経緯などを紹介した行きたいと思います。
事業内容:スマートベビーベッドの開発・販売
Cradlewiseの主力製品は、AIを活用したスマートベビーベッドです。
このベッドは、赤ちゃんの睡眠パターンを学習することができます。目覚めの兆候を察知すると自動で揺れ動き、再び寝かしつける機能を持っています。また、内蔵されたベビーモニターを使用して、赤ちゃんの健康状態をリアルタイムでチェックすることができます。
スマートベビーベッドの4つのメリット
- 睡眠の質の向上
- Cradlewiseのスマートベビーベッドは、赤ちゃんの睡眠パターンを学習し、目覚めの兆候を察知すると自動で揺れ動き再び寝かしつける機能を持っています。これにより、赤ちゃんの睡眠の質が向上し、親もより多くの睡眠を得ることができます。
- リアルタイムの健康監視
- 内蔵されたベビーモニターが赤ちゃんの健康状態をリアルタイムで監視し、異常があればすぐに通知します。これにより、親は安心して赤ちゃんの状態を見守ることができます。
- 利便性の向上
- スマートベビーベッドは、ベッドの高さ調整や揺れの強さをスマートフォンアプリで簡単に操作できます。この利便性により、親の育児負担が軽減されます。
- 長期間の使用
- Cradlewiseのスマートベビーベッドは、新生児から2歳まで使用できるように設計されており、成長に応じてベッドの高さを調整することが可能です。
スマートベビーベッド詳細な機能については、以下の公式YouTubeをご確認ください!
起業の経緯:娘さんの睡眠を大切にしたいという想いから起業
Cradlewiseは、創業者であるバラット・パティル氏とラディカ・パティル氏が、自分たちの育児体験からインスピレーションを得て設立されました。 子育ての際、娘さんの睡眠パターンが乱れていることに悩まされていたそうです。一般的な揺りかごはどれも満足のいくものではなかったため、エンジニアである彼らは自ら揺りかごを作りたい、という思いがあったと言います。
これがきっかけで、赤ちゃんの睡眠問題を解決するための技術的解決策を模索し、スマートベビーベッドの開発に至っています。
資金調達:700万ドルの資金調達
Cradlewiseは、700万ドルの資金を調達しています。主な出資者には、VCファームのCarya Venture Partnersが含まれています。
Cradlewiseが調達した資金は、主に製品開発と市場拡大の目的で使用されます。
- チームの拡大:現在の11人のチームをさらに拡大するため。
- 技術の進歩:製品の技術的な向上を図るため。
- サプライチェーンとオペレーションの構築:複雑な製品の供給チェーンと運営に関連するプロセスを整備するため。
- 高度な睡眠分析機能の開発:より高度な睡眠分析機能を提供するため。
沿革と将来展望
2018年に設立されたCradlewiseは、設立から数年間で急速に成長し、技術革新と市場投入を迅速に進めてきました。2021年には、初のスマートベビーベッドをアメリカにて販売。
Cradlewiseは、今後も技術革新を続け、より多くの家庭にスマート育児ソリューションを提供することを目指しています。さらに、国際展開を視野に入れており、特に北米市場でのさらなる拡大を計画しています
会社概要
会社名:Cradlewise
設立:2018年
拠点:サンフランシスコ
URL:https://cradlewise.com/
従業員数:11名